ぴあ、長期保有株主が増加
日経新聞朝刊071212より、㈱ぴあの長期保有株主が増加しているとの記事がありました。
赤字予想・無配であっても株主優待が充実しているのがその理由のようです。
配当換算で22円、これを株主優待費用としてPL計上すると、交際費の損金不算入による税効果を含めて当然当期純利益を押し下げる要因になります。
株主のためになされる優待制度により一株あたりの当期純利益が下がる - 不思議な制度ですね。
赤字予想・無配であっても株主優待が充実しているのがその理由のようです。
日経新聞朝刊07.12.12より】
-ぴあが3月末時点の株主を対象にしたアンケート調査によると、85%が同社株を「3年以上保有」する意向を示した。新規上場直後の2002年3月末の39%からみると46ポイント上昇。同社は05年3月期から3期連続の無配で、08年3月期も最終赤字を見込むなか、株主優待制度の充実が個人を中心に長期保有を促しているようだ。
優待制度は保有株数と期間に応じて2500円-10000円のギフトカードを提供。例えば、1000株を保有する株主が半期ベースの株主名簿に連続3回登載されると、半年に1回、10000円分の金券がもらえる。配当換算で年22円となる-
配当換算で22円、これを株主優待費用としてPL計上すると、交際費の損金不算入による税効果を含めて当然当期純利益を押し下げる要因になります。
株主のためになされる優待制度により一株あたりの当期純利益が下がる - 不思議な制度ですね。
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