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営業譲受も考えもの

企業がシステム開発を手がけ、完成してもそれが思うように売れなかった場合の話。

上場会社だと減損会計が適用されるため、ソフトウエアとして資産計上されている開発費相当分について減損対象となることもある。

減損損失は税法上損金要件を満たさないことが多いと思われるため、申告加算となってしまう。

そんなことなら安値でもいいから第三者に売ってしまおう、そうすれば売却損で損金要件も満たす。法人税もかからない。

・・・ということで、ソフトウエアを上場会社から買い取る一般中小会社も出てくるわけだ。

「そのかわり既存顧客の保守契約も継続してね!」

というのが一般的で、保守料金が継続して入ってくる代わりにバージョンアップ等の改良のための人件費を含む諸経費がかかる。

場合によっては譲渡会社からシステム開発人員をそのまま引き継ぐこともあろうし、逆にソフトウエア代金を二束三文にして保守経費相当額を買い受けた側がもらうという不思議な形態もある。

上場会社がさじを投げた事業を中小企業が引き受けてものになるわけがない

という見方はさておき、安易な営業譲受も考えものだ。
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